住居表示の「住所」の表示と不動産登記の「地番」の表示が違う場合は基本的に役所で同一の場所であるという証明は法務局及び市町村ともに出ないシステムになっています。
そして、その対応策として次の方法があります。
①ブルーマップの入手
ブルーマップとは「住所」から不動産登記の「地番」が簡単にわかるようにした地図帳で、「住宅地図」の上に、登記所備え付けの「公図」の内容を重ね合わせて印刷したもので、その内容が青色で印刷されているためブルーマップと称されています。
しかしブルーマップ自体は1冊2~3万円位するために1カ所の場所の地図を入手するのに購入するには経済的ではありません。
そこで安く入手する方法として図書館に行ってコピーを取る方法がありますが、どこの図書館でも置いてあるわけではなく、名古屋市内の場合は鶴舞図書館で閲覧できます。
②公図と住居表示台帳の情報公開請求
法務局で当該地の公図を入手し、自治体にて住居表示台帳を情報公開で請求して、以上の2つの資料にて同一場所であることを証明する。
以上の二つの方法がありますがブルーマップの方が簡単そうです。